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意外と見落とされがち。iDeCo(イデコ)で気をつけなければならない点②

更新日:2021年5月5日


こんにちは。

YKコンサルティングの河西です。


老後の資産形成の手段のひとつ、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、

「掛金が全額所得控除」「運用益が非課税で再投資」と、税金面で優遇をされています。


また、受け取る際にも、

「一時金が退職所得控除」の対象となります。


しかし、ここで注意しなければならない点があります。


通常、退職金を受け取る際、前年以前4年以内に他のところで退職金を受け取っていると、

退職所得控除の計算の際に、勤続年数に重複期間がある場合はその分が差し引かれます。


ところが、確定拠出年金に限っては、

退職所得控除の計算の際に、勤続年数の重複期間を差し引くのが、

前年以前14年以内に退職金を受け取っている場合、となります。


ですので、例えば退職金を受け取ってから5年後にiDeCoを一時金で受け取った、

というような場合、税制メリットが薄くなるケースがあります。


「掛金が全額所得控除」「運用益が非課税で再投資」というメリットも、

退職所得控除をフルに生かしてこそ。


受け取り方も十分気をつけましょう。




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