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意外と見落とされがち。iDeCo(イデコ)で気をつけなければならない点①

更新日:2021年5月5日


こんにちは。

YKコンサルティングの河西です。


老後資金の準備として、人気の手段の一つであるiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)。


その魅力としては、やはり「掛金が全額所得控除」「一時金が退職所得控除」の対象といった税制面での優遇です。


でも、iDeCoを導入する際に気をつけなければいけないこともあります。


そのひとつが口座管理手数料です。


確定拠出年金に加入する際に作られる、専用口座の維持に必要なのが「口座管理」手数料です。


その口座管理手数料は以下のような内訳になっています。


・事務手数料(支払先:国民年金基金連合会)103円/月

・資産管理手数料(支払先:信託銀行)64円/月

・運営管理手数料(支払先:運営管理機関)金融機関によって異なる


毎月掛金を拠出していると、上記の金額が毎月引かれます。

運営管理手数料はネット証券などでは無料のところもありますが、

地銀などでは数百円ほど毎月かかるケースもあります。


この金額の差は長い期間積み立てると、大きな差になります。


また、掛金の拠出をストップし、貯まった資産を運用しているだけの場合でも、

「資産管理手数料」および「運営管理手数料」は毎月引かれます。


運営管理手数料が無料のところならまだよいのですが、拠出をしていないのに毎月数百円引かれるようなところもあります。


また、だいぶ先の話になるかもしれませんが、確定拠出年金を受け取るときには、

給付一回につき、「給付手数料」がかかります。


こういった管理コスト、ちりも積もれば山となる、ということでiDeCo導入の際には気をつけたいところです。




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